クリスマスを覆う影

ふんぐるい むぐるうなふ くとぅぐぁ ふぉまるはうと んがあ・ぐあ なふるふたぐん いあ! くとぅぐぁ!

…いやなに、冬至も丁度過ぎた頃であり一年で最も邪悪な想念や欲望が渦巻く時期であるゆえ偉大なる旧支配者の加護を得んとしていただけである。

世間一般では悪の組織といえばアルカイダという図式がすっかり定着した昨今であるが、凶悪なテロ組織は何もアルカイダのみに限った話ではない。
アルカイダ登場のはるか以前より我々の身近には恐るべき脅威が潜んでいるのである。
その名も「惨多苦老須」。何世紀にも渡り凶悪な陰謀を遂行し続ける恐るべき輩だ。

奴等は毎年年末になると活動を開始し、クリスマスと呼ばれる伴天連の行事に合わせて各国の領空を侵犯、各家庭の家屋に不法侵入し、純真無垢なる子供たちをモノで釣る事で邪なる物欲に染め上げるだけでなく怪しげな思想を吹き込んで洗脳するという実に極悪非道な活動をしているのである。

しかも、それらの活動に止まらず自らの活動を慈善事業やイベントとして宣伝し、この時期に高まる邪悪なる想念に付け込んで自分自身を模した他のテロリストの活動を幇助・扇動するという大罪まで犯すのであるからもはや法と社会正義の観点からしてこれを看過することは到底できない。

当然各国政府がこの事態を座視しているはずもなく、最も精力的に検挙を試みている所ではNORADなどが挙げられる。
だがしかし、NORADの最新技術をもってしても奴等の追跡は容易な事ではないようで、今年もまた逃げ切られそうである。

諸君も奴等を検挙し諸悪の根源を撲滅する活動に協力すべし。
いあ!しゅぶ=にぐらす!テロリストどもに呪いあれ。